お葬式の儀式や作法は宗派によって異なります。なかでも浄土真宗はお葬式の捉え方が独特で、一般的なお葬式のやり方では間違いとなってしまうことがあります。
そこで今回は「浄土真宗」のお葬式について、知っておきたい「宗派の特徴」や「お葬式の流れ」、「作法とマナー」「費用の相場」などを詳しく解説します。
浄土真宗とは
浄土真宗は、鎌倉時代の僧であった法然上人(ほうねんしょうにん)によって開かれた浄土宗を、弟子であった「親鸞聖人(しんらんしょうにん)」が継承し、絶対の幸福になるための真髄として発展させました。
「浄土」とは阿弥陀如来(あみだにょらい)が住む清らかな世界を指し、その世界は幸福に満ちあふれ、苦しみや悲しみがまったくない「極楽」であるとされ、「極楽浄土(ごくらくじょうど)」と呼ばれます。
教えの根本は、“生きとし生けるものを救わずにはおられないという阿弥陀仏の強い願いのはたらき(他力本願)“を疑うことなく信じることです。
厳しい修行をせずとも「南無阿弥陀仏(なむあみだぶつ)」と唱えることで、誰もが極楽浄土への生まれ変わりと成仏が叶うと考えられています。
浄土真宗と浄土宗の違い
たとえば、浄土宗には出家の伝統や戒律がありますが、浄土真宗では“出家をしなくても救われる”との考えから出家をすることはなく、戒律もありません。
また、浄土真宗の僧侶には“肉食妻帯(にくじきさいたい)”が許されたことが仏教としては革新的でした。これは、肉を食べ結婚している者でも阿弥陀仏を信じるだけで救われるという「万人平等救済」の思想を、親鸞聖人が自らも体現し示したと言われています。
ご本尊に関しては、浄土宗では「阿弥陀如来」の木像や絵像を本尊としているのに対して、浄土真宗は「南無阿弥陀仏」の名号のみを本尊とするという違いがあります。
浄土真宗の宗派
現在では、浄土真宗は10派に分かれています。なかでも「浄土真宗本願寺派(西本願寺派)」と「真宗大谷派(東本願寺派)」は日本仏教の最大宗派で、信者数は浄土真宗本願寺派が約790万人、真宗大谷派が約780万人となっています。
本山は、京都「龍谷山本願寺(西本願寺)」と、京都「真宗本廟(東本願寺)」です。
西本願寺派は「お西(おにし)」、東本願寺派は「お東(おひがし)」という愛称で呼ばれていて、京都らしさが感じられます。
また、東京の「築地本願寺」は西本願寺の直轄寺院として有名です。
浄土真宗が西と東に分かれた歴史
元はひとつであった浄土真宗が、西本願寺派と東本願寺派に分かれたのには歴史的な事件が関係しています。
それは室町時代末期、天下統一を目指していた信長と本願寺が11年にわたって争った“石山合戦”がきっかけでした。
最終的に信長が和議を申し入れた際に、和議に応じることを主張した本願寺11代法主「顕如(けんにょ)」と、和議に反対した長男の「教如(きょうにょ)」が対立することとなります。
そして、信長が和議を覆して浄土真宗の殲滅を図るために明智光秀を遣わしたものの、光秀が“敵は本願寺にあらず本能寺にあり”と信長を討った話はあまりにも有名です。
この“本能寺の変”によって浄土真宗は難を逃れたわけですが、のちに家康が本願寺勢力を分断するために、長男であった「教如」に東本願寺を建てさせ、12代目の法主を継いでいた三男の「准如(じゅんにょ)」が西本願寺となり、この二人の対立により浄土真宗は西と東に分かれたのです。
浄土真宗の葬儀の特徴
浄土真宗は他の宗派と異なる思想を持つため、お葬式の捉え方や作法などにも違いがみられます。一般的なお葬式では常識とされることでも、浄土真宗のお葬式では間違いになることもありますので、一般的な葬儀との違いを知っておくことが重要になります。
どのような点が異なるのか、ここでは大きく3つの特徴を見ていきましょう。
故人に対して祈るのではなく御本尊に祈る
浄土真宗では、故人に対して何かできるのは阿弥陀如来のお力のみであると考えるため、お葬式は故人の極楽往生を阿弥陀如来に託す場となります。
ですので、故人の供養を目的とするお葬式とは異なり、浄土真宗のお葬式は御本尊に向かって儀式が行われるのが大きな特徴です。
また、お葬式に参列する者にとっては、阿弥陀さまとのご縁と教えを授かる場であるとされているので、その機会を故人から与えられたことに対する感謝を忘れてはいけません。
戒名ではなく「法名」を授かる
一般的に仏門に入った証として「戒名(かいみょう)」を授かります。戒名は、仏教の厳格な戒律を守り修行を行う者に与えられる名前です。
しかし浄土真宗では、厳しい戒律を守って修行をすることができない人々も、阿弥陀如来のはたらきによって平等に救われるという考えから、戒律ではなく“仏法(ぶっぽう)”を拠り所として生きることを誓い、「法名(ほうみょう)」を授かります。
法名には、お釈迦様(釈尊)の弟子であることを表す「釈」という文字が付けられるのが特徴で、「釈〇〇」または「□□院釈〇〇」となります。
法名は本来、剃髪し仏門に入る「帰敬式(ききょうしき)」を生前に行って授けられるものですが、現代では死後に帰敬式を行って授かることがほとんどです。
他宗にみられるさまざまな作法がない
他の仏教宗派では一般的に行われる儀式や作法でも、次に挙げるような事柄は浄土真宗では行わないので注意が必要です。
末期の水
これは、亡くなった人があの世へ行く旅路で喉の渇きに苦しまないようにと行う儀式ですが、浄土真宗では長い旅をすることなく極楽浄土に生まれ変わるとの考えから、旅路で喉が渇く心配もないのでこの儀式を行う必要がありません。
死装束
これは故人があの世へ旅立つための衣装で、修行僧や巡礼者の姿を模していると言われています。しかしこれも、浄土真宗では旅をすることなく極楽浄土へ往生するとされているため、旅の装束は必要ありません。
納棺の際には、故人にとって特別な思い出がある服や、生前に仕事で着用していた制服など、故人が好んでいた服装をさせてあげると良いでしょう。
清めの塩
多くの仏教宗派ではお葬式が終わった際に清めの塩を用います。しかし、浄土真宗では死を穢れとは捉えていないため清める必要がありません。逆に、清めの塩を用いる行為は故人や遺族を穢れたものとして扱うことになり失礼ですので、浄土真宗のお葬式では使用しないということを覚えておきましょう。
通夜・葬儀の流れ
ここからは浄土真宗の通夜とお葬式の流れをご紹介していきます。
まず、逝去されてから通夜までの間に僧侶が以下のようなお勤めや儀式を行います。
《逝去から通夜まで》
そして、浄土真宗も一般的なお葬式と同様に、昼間亡くなった場合にはその夜に「仮通夜」、翌日の夜に「本通夜」、その翌日に「葬儀式」を行うことが通常の流れとなります。
浄土真宗本願寺派と真宗大谷派では通夜式や葬儀式の内容に違いがあり、さらには、お寺や僧侶によって異なったり、執り行われる葬儀スタイルによって式次第が変わったりする場合もありますので、実際に式次第を決める際にはお寺や葬儀社としっかり相談してください。
ここでは、浄土真宗本願寺派と真宗大谷派それぞれの「通夜式」と「葬儀式」の一例をご紹介します。
浄土真宗本願寺派の通夜の流れ
通夜は本来、逝去されてご自宅に安置されたご遺体を、親族が交代で夜通し見守るというのが主旨でした。しかし現在では、親族や、故人の友人・知人などが参列する「通夜式」を行うことが一般的です。通夜式では僧侶による「通夜勤行(つやごんきょう)」が行われます。
《通夜式の一例》
浄土真宗本願寺派の葬式の流れ
浄土真宗本願寺派の葬儀式は、以下の表のような流れで行われます。
本来「出棺勤行(しゅっかんごんぎょう)」は、葬儀を行う場所へ出発する前に、自宅の仏壇や本堂の御本尊に対してお勤めをするものでした。しかし現在では、葬儀会場で行う葬場勤行(そうじょうごんぎょう)と合わせて行うことがあります。
また、仏教儀式の途中には弔電や弔辞の披露をしないのが原則ですが、現代では、式中に弔電・弔辞の披露や会葬者の焼香を行うことが多くなっています。
《葬儀式の一例》
真宗大谷派の通夜の流れ
真宗大谷派の通夜では、門徒の日々朝夕のお勤めと同様に「正信偈・念仏・和讃」を唱和します。これには、故人とともに今生最後のお勤めをするという意味があります。
また、お経の読誦は仏法を聴聞することでもあり、今を生きる私たちを教え導くことにもなっています。
通夜勤行(つやごんぎょう)の際には、本願寺派では「阿弥陀経(あみだきょう)」が読まれるのに対して、真宗大谷派では「正信偈(しょうしんげ)」が読まれるという違いがあります。
《通夜式の一例》
真宗大谷派の葬式の流れ
真宗大谷派の葬儀式では、本来「葬儀式第一」と「葬儀式第二」の二部構成で行われるのが特徴です。しかし現在では、お葬式を行う会場や時間的な事情によって式次第が組み直されることもあります。
《葬儀式の一例》
浄土真宗の葬儀に関するマナー
ここからは、お葬式のマナーについてご紹介していきます。
作法は宗旨宗派によって細かな違いがあるものの、本来のお釈迦様の教えから考えると少しくらい間違っても構わないとも言われていますし、ご自身の宗派のやり方で行っても良いとされています。ですが、執り行われる宗派のやり方に合わせるとより丁寧ですので、浄土真宗のマナーも知っておきましょう。
数珠に関するマナー
数珠は本来、お念仏などを唱えた回数を数えるために使われるものでした。そのため、数える珠と書き「数珠(じゅず)」と言うのです。
しかし、浄土真宗では回数ではなく、そこに込められた“心(念)”が重要であるとされるため、「念珠(ねんじゅ)」という言い方をします。
浄土真宗の正式な念珠は、男性用は1重で、22個の主玉に2個の天珠、1個の親玉の先に紐房が付いていて、本願寺派でも大谷派でも房を下に垂らして持ちます。
女性用は、108個の主玉に4個の四天玉、片方の端には親玉と蓮如結びにされた房が、もう片方の端には親玉と弟子玉、露玉と房が付いており、それを二重にして持ちます。
拝む際には、本願寺派は房を下に垂らしますが、真宗大谷派では房を左手の甲にかけるようにするのが特徴です。
ただし、推奨されている念珠の形や持ち方などが異なる場合があるので、詳しくは菩提寺や地域の方に確認してください。
香典に関するマナー
香典の表書きは、四十九日の忌明けまでは「御霊前」または「御香典」と書くことが一般的です。しかし浄土真宗では、亡くなると同時に成仏が確定しているという考え方なので、お葬式の段階から「御仏前」と書くことが望ましいとされています。これは本願寺派も大谷派も同様です。
また、表書きには薄墨を使用することが宗派に関係なく共通のマナーとなっています。
最近はコンビニや文具店で薄墨の筆ペンを購入できるので、そのような筆記具を使用すると便利でしょう。
焼香と線香に関するマナー
焼香と線香についても、浄土真宗の作法があるのでご紹介しておきます。
【焼香の手順】
1.
順番が来たら前に進み出て、僧侶、遺族の順に一礼(または合掌)し、さらに焼香台の前まで進み、御本尊に合掌し一礼します。
2.
①右手の親指・人差し指・中指の三本で抹香を軽くひとつまみする
②つまんだ抹香を香炉に焚べる(額に押し頂かない)
※本願寺派は①②の動作を1回、真宗大谷派は2回行います。
3.
焼香が終わったらご本尊に向かって合掌し一礼、僧侶と遺族に一礼(または合掌)して席に戻ります。
【線香のあげ方】
浄土真宗は線香を香炉に寝かせて置くのが特徴です。
線香の本数に正式な決まりはありませんが、香炉が小さい場合は1本の線香を2つか3つに折り、ロウソクから火を移して香炉に置きます。
線香がそのまま入る大きさの香炉であれば、線香を折らずに1~2本を手に取り、同様にロウソクから火を移し、香炉に寝かせて置いてください。
線香の向きは、香炉が縦向きの場合は火がついているほうを御本尊のほうに向けて置き、香炉が横向きの場合は、火がついているほうを左側にして置くのが基本です。
ただし焼香や線香の作法は、お寺や地域の慣習によって異なる場合がありますので、事前にお寺の方や周りの人などに確認しておくと安心です。
浄土真宗の葬儀に関するよくある質問
ここで、お葬式に関するよくある質問の中でも特に気になる浄土真宗の「告別式」「お布施の相場」「葬儀費用」の3つについてご紹介します。
大きくは西本願寺派と東本願寺派に分かれていることで、お布施や葬儀費用にも違いがあるのか確認してみましょう。
浄土身真宗では告別式とは言わないって本当?
浄土真宗では、人が死を迎えてもそれが永遠の別れになるわけではなく、それぞれが仏となって親しかった者を見守り、あとから亡くなる人も極楽浄土へ行き再会できると考えられています。そのため、別れを告げる儀式である「告別式」という言葉は基本的には使われません。
ですので、浄土真宗のお葬式では別れを悲しむのではなく、ご遺族は“いつもお見守りください”という気持ちでいずれ故人と再会することを願い、参列者は阿弥陀さまに“ご縁と教えを授けてくださり、ありがとうございます”と感謝の想いを込めてお参りすると良いでしょう。
浄土真宗のお布施の相場はいくら?
僧侶をお葬式に招きお勤めをしてもらう場合には「お布施」を納めることが一般的な習わしで、浄土真宗でも同様です。
お布施は法要や読経の対価ではなく、浄土真宗の場合は御本尊である阿弥陀如来への感謝を伝えるものとして納めます。金額に決まりはないのですが、相場としては、枕経・通夜・葬儀の儀式を一括した金額として10~30万円くらいが目安とされています。
また、お寺から戒名を授かる場合には戒名料を渡すことが一般的ですが、浄土真宗では「法名」を受けるために費用が必要とは決まっていません。
ですが、法名を授かったお礼として3万~10万円程度を納めるケースが多く、院号を付ける場合は20万円以上と言われています。
これらについてもお寺や地域の慣習により相場が決まっている場合もあるので、お寺に直接お尋ねしたり、親族と相談したりして決めることをおすすめします。
浄土真宗の葬儀費用は?
葬儀費用には、棺、搬送料、火葬場利用料、斎場利用料、祭壇などの「基本料金」と、僧侶や参列者に振る舞う料理や飲み物などの「飲食費」、そして参列者に渡す「返礼品」があり、これらはどの宗派でも共通すると考えて良いでしょう。
2022年のアンケート調査による葬儀費用の平均的な金額は、参列者50人程度の「一般葬(二日葬)」約240万円、「一日葬」約135万円、参列者30人以内の「家族葬」約137万円といったように、規模が小さくなるほど費用は安くなっています。
このように葬儀費用は、宗派の違いよりも規模によって変動しますので、予算に合わせて規模や形式を検討することが重要です。
浄土真宗の葬儀に対応してくれる葬儀社を紹介
浄土真宗は日本仏教のなかで最も信者数の多い宗派であるため、各葬儀社ともに浄土真宗のお葬式には慣れていると思われます。
しかし、葬儀社によって対応の善し悪しが異なる場合もありますので、葬儀社選びの際には最低でも3社から見積もりを取って、費用だけでなく電話対応などの印象も比較することをおすすめします。
最後に、浄土真宗のお葬式に対応してくれる代表的な葬儀社8社の特徴や対応状況をまとめてご紹介しますので、葬儀社選びの参考にしてください。
雅葬会
引用:雅葬会の公式サイト
「雅葬会(みやびそうかい)」は、家族葬などの小規模なお葬式を得意としている葬儀専門会社です。お葬式の相談・実施・アフターフォローまで自社社員が一貫してサポートを行い、きめ細やかで丁寧な対応が特徴となっています。
対応エリアは神奈川県・東京23区・多摩地域に特化していて、花や祭壇、食事や返礼品、遺影なども、地域の関連業者と連携することにより高品質・低価格を実現しています。価格を細かく明記した明瞭会計も魅力です。
全宗教・宗派に対応でき、浄土真宗でお葬式を行うことはもちろん、必要な場合には地域の浄土真宗のお寺を紹介してもらえます。
小さなお葬式
引用:小さなお葬式の公式サイト
「小さなお葬式」は、小規模な家族葬に特化した葬儀仲介会社です。全国一律の料金プランが特徴で、低価格ながら“納得感”を意識したサービスを提供しています。
希望する地域の中から提携している葬儀社を紹介する形態となっていて、お葬式の施行など現場の対応は地域の葬儀社に委託されます。そのため対応の善し悪しには多少バラツキがあるようです。
全宗教・宗派に対応していて、浄土真宗でのお葬式も可能です。
東京葬儀
引用:東京葬儀の公式サイト
「東京葬儀」は、東京を中心としたエリアに対応している葬儀専門会社です。仲介ではなく自社社員がお葬式の施行を担当するため、対応にムラがないのが特徴です。
お葬式は一日一家族限定で行われ、充実したサービスが期待できます。希望する演出を葬儀プランナーが個別にしてくれるので、故人らしさを演出したお葬式をしたい人におすすめです。
全宗教・宗派に対応していて、浄土真宗のお葬式も可能となっています。
よりそうお葬式
「よりそうお葬式」は、家族葬と火葬式に特化した葬儀仲介会社です。葬儀内容を厳選したシンプルな6プランを提供していて、必要最低限で費用を抑えたい人に適しています。
業界最安水準である割には悪い評判は少ないようですが、仲介であるため実際にお葬式を施行する葬儀社によっては対応の善し悪しに多少バラツキがあるようです。
浄土真宗など主要宗派に対応でき、希望するエリアで僧侶の手配もしてもらえます。
やさしいお葬式
「やさしいお葬式」は、全国のお葬式に対応している葬儀仲介会社です。不要なコストを排除したセットプランが用意されていて、必要最低限の簡素なお葬式をしたい人におすすめです。
ただし、お葬式の規模や僧侶の人数などによって費用が高額になる場合もあるので、総額でいくらかかかるのかを事前に確認したほうが良いでしょう。
浄土真宗でのお葬式もできますが、希望している斎場と提携していないこともあります。
イオンのお葬式
「イオンのお葬式」は、流通大手イオンの子会社が運営している葬儀仲介会社です。自らは集客と受注に特化し、注文後の対応やお葬式の施行は全国600社の特約店に委託しています。
オリジナル会葬礼状やメッセージカードの無料配送など独自のサービスも行っています。
各宗教・宗派に対応しており、浄土真宗でのお葬式を行うことも可能です。
日比谷花壇のお葬式
「日比谷花壇のお葬式」は、花卉小売業を手がけている日比谷花壇が葬儀事業を行っています。花祭壇だけでも20以上のプランがあり、花に思い入れのある人には最適です。
しかし、取り扱っている商品やサービスが高品質なため金額は高めで、費用を抑えたい人には向いていないでしょう。
小規模なお葬式から大規模なお別れ会までさまざまなスタイルに幅広く対応でき、浄土真宗のお葬式を希望することもできます。
葬儀会館ティア
「葬儀会館ティア」は、名古屋市に本社を置く葬儀専門会社です。人の心に寄り添える“人財育成”を目的とした独自の教育プログラムを実施しており、サービス品質には定評があります。
愛知・岐阜・三重を中心に大阪圏や東京圏でも展開していますが、エリア内でも対応していない地域もあるので、希望する地域でお葬式が行えるかどうかは問い合わせが必要です。
各宗旨・宗派の宗教者を紹介してもらえ、浄土真宗のお葬式も対応可能となっています。
葬儀のお悩みは「雅葬会」へご相談ください
今回は「浄土真宗」のお葬式について解説しました。浄土真宗のお葬式は故人の供養を目的とせず、阿弥陀如来に対する帰依と感謝を表すものであることが特徴です。
そして、大きくは西本願寺派と東本願寺派に分かれていて儀式や流れが異なりますので、ご自身の宗派を確認し、お寺や葬儀社としっかり相談することが重要になります。
代表的な葬儀社8社でご紹介した「雅葬会」は地域密着の葬儀社で、お寺の慣習やお布施の相場なども熟知しています。どのような疑問・質問にも丁寧にお答えしますので、神奈川県・東京23区・多摩地域で浄土真宗のお葬式を検討されている方は、ぜひお気軽にご相談ください。メールでのお問い合わせも受け付けています。