東京で葬儀社を選ぶポイントは？葬儀社をまとめて比較して紹介

「どうやって葬儀社を選べば良いのか分からない」「東京は葬儀社の数が多すぎて迷う」という人もいますよね。葬儀は高額というイメージを払拭するような格安プランは多いものの、特徴が掴みにくいのも事実です。

この記事では、葬儀社の種類や、東京の葬儀社を選ぶときに重点を置くべきポイントもいくつか取り上げ、おすすめの11社を紹介しています。

東京の葬儀社を選ぶ際のポイント

東京は人口が密集している分葬儀社も多く、いわゆる葬儀社の激戦区です。さまざまな地域から集まった人々が暮らす大都会なので、宗教、宗派も多岐に渡ります。

また、なじみのある長い付き合いの葬儀社がないというのも土地柄でしょう。優れたサービスや合理的な価格設定など、粒よりの葬儀社が多いのも特徴の一つです。

葬儀社の種類

従来の葬儀社は街中にあり、24時間365日ご遺族からの連絡を受付していて、病院や自宅に駆けつけるといった業務が中心でした。

葬儀社の開業に必要な資格は特にないため、最近では異業種からの参入も盛んで、新しい葬儀社の種類も生まれています。個々の葬儀社を検討する前に、まずは主な葬儀社の種類を見ていきましょう。

一般葬儀社

葬儀を専門に行う一般葬儀社は葬儀屋ともいい、葬儀を扱う会社としてもっとも多く、古くからある形態です。上場企業から家族経営の企業まで規模はさまざまで、生花店、石材店などから派生している場合も多くあります。

葬儀のことならどのようなことでも相談できる葬儀のコーディネーターといえるでしょう。顧客は、どのような葬儀をいくらくらいの予算で執り行いたいか、会葬者は何人を予定しているかなど伝えるだけです。贈答品店や生花店、仕出し業者、霊柩車会社など必要な業者と提携して、顧客のニーズに合わせた葬儀を提供します。

互助会

互助会は「冠婚葬祭互助会」といい、冠婚葬祭全般を扱っています。戦後まもなく誕生した組織で、顧客は掛金を払うことで会員になります。複数の会員が互いに毎月掛金を預け、冠婚葬祭で一次的に費用が必要になった会員に費用の一部を提供する仕組みです。

終活で広く認知されるようになった葬儀の「生前予約」に近い契約形態といえるでしょう。互助会は家族のうち一人が加入していると、同居家族全員の冠婚葬祭に制度を利用できる点がメリットです。なお、積立金から提供されるお金は葬祭費用の一部であるため、不足を補う必要があります。

JA、生協

JA（農業共同組合）や生協（生活協同組合）では、組合員のためのサービスとして葬儀を扱っています。JAが運営する「JA葬祭」は、日本全国に窓口を置き、地域に根ざしたしきたりや葬儀を提供する葬儀専門業者に近い形態です。

一方、生協では2種類のサービスを用意しています。生協のセレモニーホールで執り行う直営型と、提携型といって地域の葬儀社や互助会と提携して葬儀を執り行う方法です。

いずれの場合も、サービスを利用するには、組合員になるか組合の条件を満たす必要があり、組合員になると低価格で葬儀が執り行えます。

インターネット仲介業者

インターネット仲介業者は、実店舗をもたず自社のウェブサイトで葬儀社を紹介するサービスを提供しています。ウェブサイトで、葬儀に関する情報提供を積極的に行い一般葬、家族葬、一日葬、直葬といったパッケージを揃えています。

地元密着型の葬儀社の対極にあり、提携している葬儀社や葬儀場は全国に数千というケースがほとんどです。顧客の受付は自社で行いますが、その後のやりとりは全て提携業者に任されるのが一般的です。

エリア

葬儀社を検討するときは、最初に葬儀を執り行いたい場所に対応している業者をいくつか選びましょう。なぜならば、インターネット上で気に入ったプランを見つけても、希望する場所に対応していない場合があるからです。

また、全国の葬儀場が紹介できるとしても、質の高いサービスが受けられるとは限りません。葬儀社が自社の葬儀場を保有している場合は、駅から式場までのアクセスや火葬場との距離なども考慮しましょう。

宗教・宗派

仏教やキリスト教の場合、その宗教の中に宗派・教派があり、それぞれ葬儀の流れや作法が厳しく決められています。葬儀は宗教的な儀式であるため、流れや祭壇のしつらえなど、隅々に至るまで正しさが求められます。

しかし、仏教は13宗派、キリスト教は2教派と枝分かれしており、宗教、宗派ごとの作法に精通していない業者も実際存在します。そのため、作法を熟知していて、細やかな対応ができる葬儀社かをしっかりと見極めましょう。

形式

葬儀の形式とは、一般葬、家族葬、一日葬、直葬などをいいます。規模や流れがそれぞれ違うため、おのずと費用にも差が出ます。近頃は小規模な葬儀に人気が集まっており、小規模な葬儀専門の業者も増えています。

葬儀社によって得意な形式が違うため、希望の葬儀の形式に対応できるかという点も注目すべきでしょう。特に規模の大きい葬儀を希望する場合、対応できる式場を用意できるかなどを事前に確かめておく必要があります。

料金

近頃では、極端に葬儀の費用を抑えたプランが多く見られます。葬儀をパッケージ化し、非常に安価な価格設定の葬儀の提案も少なくありません。

確かに、余計な費用が掛からないに越したことはありませんが、適正な価格であるかという点からも考えたいところです。パッケージが安い分、オプションを多用すれば費用は予算よりも高額になる可能性があります。基本プランの内容が明確で、正確な見積もりを作ってくれる葬儀社を選びましょう。

オプション

たとえば、ドライアイスや安置所の使用料が基本の日数分では足りなくなったなど、どうしてもオプションが必要な場合もあります。また、格安プランでは基本的な物品や仏具などが含まれておらず、オプションを付けなければ成り立たないといったケースもあります。

こういったオプションを利用した際に、コースに含まれるものは何かが明確で、オプションも料金やグレードがはっきりと分かりやすい表示であることも大切なポイントです。

アフターフォロー

葬儀後に喪主が行わなければならない処理は多岐に渡ります。葬儀の後の法事に限らず、相続相談や遺品整理など、喪主やご遺族が必要とするサービスはさまざまです。

実は、葬儀の後の処理のほうが、煩雑でより労力と時間が必要なのです。一つの会社にまとめて相談や依頼ができれば、喪主やご遺族の負担がかなり減らせるでしょう。葬儀社によってアフターフォローがない場合もありますので、忘れずに調べておくようにしてください。

東京でおすすめの葬儀社をまとめて比較

「生きているうちから亡くなったときを考えるなんて縁起が悪い」ともいわれますが、終活が活発に行われるようになったことからも、生前に葬儀を検討することは決して悪いことではありません。

不幸はある日突然訪れるものであり、慌ただしく準備する中ではじっくり比較もできません。葬儀は大きな出費を伴うものなので、葬儀で後悔しないためには、できるだけ早い段階で検討しておくことが大切なのです。

ここからは、東京都や西東京市周辺でおすすめの葬儀社ランキング11社を紹介します。先に挙げたポイントを中心に一覧表も用意して解説していきます。

雅葬会

市営の葬儀場を利用するため、斎場の維持費や人件費を抑えて低価格で高品質な葬儀を可能にしています。契約前に葬儀の費用の全てを提示し、打合せの際に伝えていない追加費用は一切ない明朗会計です。

東京葬儀

引用：東京葬儀公式サイト

基本プランにオプションを加えてプランニングしていきます。一見割高に見えますが、自由な葬儀を設計できるので、故人のイメージに合わせた式が行えると高い評価を受けています。企業サイトの「日々の改善レポート」で、顧客から寄せられた改善の要望と対応を公開しているので、参考にしてみると良いでしょう。

小さなお葬式

引用：小さなお葬式公式サイト

葬儀費用の全国平均121万円の費用を、徹底的に見直した5つのプランが用意されています。早く申し込むほど費用がお得になる「早割り」もあり、「喪主が必ず読む本」を無料でプレゼントしています。

よりそうお葬式

引用：よりそうお葬式公式サイト

家族葬や火葬式など小規模の葬儀を主に取り扱っています。6つのプランがあり、資料請求割引が用意されています。

やさしいお葬式

引用：やさしいお葬式公式サイト

葬儀に関する総合検索サイトです。全国にある3,000カ所以上の斎場の中から、希望の地域の会場を探せます。また、各宗派の僧侶を無料で紹介してくれるので、菩提寺のない方にも安心して利用できます。

イオンのお葬式

引用：イオンのお葬式公式サイト

特約店の作成した見積もりや請求書を、全てイオンのお葬式でチェックし明朗会計で納得のいく価格を提案します。

日比谷花壇のお葬式

引用：日比谷花壇のお葬式公式サイト

創業明治5年の老舗、日比谷花壇の葬儀は華やかさで定評があります。葬儀費用は他社と比べて高めですが、対応の速さと丁寧さは高評価を得ています。

葬儀会館ティア

引用：葬儀会館ティア公式サイト

年間に執り行った葬儀は18,000件の上場企業です。家族葬と一般葬を中心に多数のプランを地域別に用意しており、ご遺体の海外搬送やエンバーミングなども行っています。

ティアの会の会員になると、葬儀費用が割引されてお得です。

お葬式のひなた

引用：お葬式のひなた公式サイト

家族葬に高い評価を得ています。プラン内容や料金の表示がサイト上で確認しやすく明朗会計です。福祉葬、オンライン参列、弔問会、社葬もあり、顧客のニーズに柔軟に対応可能で、無料の事前相談もあります。

花葬儀

引用：花葬儀公式サイト

専門のスタッフが、顧客の要望で作る「オリジナル花祭壇」が特徴で、バリエーションは無限です。明朗会計で、見積もりは1円単位で細かく作成し納得いくまで相談できます。

音楽葬や海洋葬、友人葬にも対応可能で、ペット葬も依頼可能です。

サン・ライフ

引用：サン・ライフ公式サイト

24時間対応のコールセンターや、個室タイプの安置室を完備しています。自社保有の葬儀場も数多く、ホテル同様のアメニティーや設備を提供しており、エンバーミングにも対応可能です。

葬儀のお悩みは「雅葬会」へご相談ください

葬儀を準備しておくことがタブー視される時代は終わり、今は生前に自分で葬儀を準備する時代です。生前に葬儀を準備しておくメリットは、資料を集める時間があり十分比較できる点にあります。

「終活」は人生の棚卸ともいわれ、葬儀はご家族にも関係のある重要な項目の一つです。とはいえ、葬儀の相談を気軽に行える場所はまだそれほど多くありません。

雅葬会は事前相談に力を入れており、相談サロンも完備しています。葬儀のお悩みは「雅葬会」へお気軽にご相談ください。