浄土宗の葬儀の特徴や流れについて。マナーやよくある質問にも回答

浄土宗のイメージ

今回は、「浄土宗(じょうどしゅう)」でお葬式をあげる際に知っておくべきことについてまとめました。お葬式の儀式や作法は宗派によって細かな違いがあり、それぞれの“しきたり“に沿って行うことが大切です。良いお葬式にするために知識と理解を深めていきましょう。後半では浄土宗のお葬式に対応してくれる代表的な葬儀社8社をご紹介しますので、ぜひ葬儀社選びの参考にしてください。

浄土宗とは

まず最初に、浄土宗の「浄土」とはどういう意味かをご説明しましょう。「浄土」とは、阿弥陀如来(あみだにょらい)が住む清らかな世界を指します。その世界は幸福に満ちあふれ、苦しみや悲しみがまったくない「極楽」であるとされ、「極楽浄土(ごくらくじょうど)」と呼ばれます。

浄土宗は日本の代表的な仏教宗派の一つで、平安時代末期から鎌倉時代初期の僧である「法然上人(ほうねんしょうにん)」によって開かれました。

厳しい修行をせずとも、阿弥陀さまのお力を信じて「南無阿弥陀仏(なむあみだぶつ)」と唱えることで、誰もが極楽浄土への生まれ変わりを叶え、そこで“悟り”を目指すことが救いとなるという教えです。

「南無」とは敬意や尊敬を意味するサンスクリット語が語源で、「阿弥陀仏(=阿弥陀如来)」を称え、帰依することを表します。

信者数は約600万人で、日本仏教の宗派としては「浄土真宗本願寺派」「真宗大谷派」に次いで3番目に多い数となっています。

総本山は京都「知恩院」、大本山は東京「増上寺」や長野県「善光寺」が有名です。

浄土宗と浄土真宗の違い

浄土宗と似た宗派で「浄土真宗(じょうどしんしゅう)」があります。浄土真宗は、法然上人の弟子であった「親鸞聖人(しんらんしょうにん)」が法然の教えを継承し、絶対の幸福になるための真髄として伝えたものです。親鸞の没後に浄土真宗として定められました。

根本は同じ“阿弥陀如来の本願を信じ、救いを求める”ことですが、浄土宗は本尊を「阿弥陀如来」の木像や絵像としており、出家の伝統や戒律があります。

それに対して浄土真宗は「南無阿弥陀仏」の名号のみを本尊とし、出家をしなくても救われるとの考えから出家することはなく、戒律もありません。

「他力本願」という言葉

「他力本願」という四字熟語を聞いたことがある方は多いでしょう。現在では、他人に頼って自分の願いを達成しようとする依存心や、自分では努力せず人任せにするという意味で使われています。

しかし本来、「他力」とは“阿弥陀如来の無限の力”を意味し、「本願」とは”必ず人々を絶対の幸福に導き救う”という阿弥陀如来の約束を指す言葉です。

浄土宗では「南無阿弥陀仏」と阿弥陀さまの名を呼ぶことで、阿弥陀さまのお力によって救われるとし、これを「他力本願(たりきほんがん)」と言うのです。

これに対し浄土真宗では、阿弥陀さまの絶対の約束を疑いなく信じ委ねることで救われるとし、「絶対他力(ぜったいたりき)」と言われています。

浄土宗の葬儀の特徴

葬式のイメージ

浄土宗のお葬式は、阿弥陀さまにお迎えに来ていただき、故人が極楽浄土へと生まれ変わるための儀式となります。

浄土宗では、亡くなった人は皆が仏となり極楽浄土で再会できると考えられていることから、別れを告げる儀式である「告別式」という言葉は基本的には使われません。ですので葬儀式では、ご遺族はいずれ極楽浄土で故人と再会することを願い、参列者は仏さまに“故人をお救いください”と想いを込めてお参りすると良いでしょう。

また、浄土宗のお葬式ではいくつかの特徴的な儀式が見られますのでご紹介していきます。

念仏一会を行う

浄土宗のお葬式で他の宗派と最も異なるのは、参列者も僧侶とともに「南無阿弥陀仏」と念仏を唱えることです。これを「念仏一会(ねんぶついちえ)」と言います。

僧侶が「同称十念(どうしょうじゅうねん)」と言われたタイミングで、回数は10回ほど唱えるのが一般的です。

この時、木魚や鉦(しょう)を鳴らし、その拍子に合わせて唱えます。

慣れていない参列者は戸惑うかもしれませんが、浄土宗においては「南無阿弥陀仏」と唱えることが何より大切とされますので、ぜひ声に出して一緒に唱えるようにしましょう。

下炬引導を行う

浄土宗の葬儀では「下炬引導(あこいんどう)」という儀式も特徴的です。これは故人を極楽浄土へ導くための儀式で、僧侶が松明の火を柩へ移す動作をし、火葬の着火を模しているとされています。

僧侶は松明を模した道具などで円を描くように回し、「下炬の偈(あこのげ)」を読み上げた後に投げ捨てるのが一連の動作です。

現代では防災の観点から火を使用することはなく、松明を模した道具が使われます。

また、松明ではなく花が用いられることもあり、祭壇に向かって花を投げた後に松明を用いたり、花と松明をそれぞれ1本づつ使用したりするなど、僧侶によってやり方が異なる場合もあります。

鳴り物を使う

“鳴り物”を多く使用することも浄土宗の特徴のひとつです。「大徳寺りん」「木魚(もくぎょ)」、シンバルのような形をした「妙鉢(みょうはち)」、「銅鑼(どら)」「懺法太鼓(せんぼうだいこ)」、カンカンと乾いた音を鳴らす「音木(おんぎ)」、「鉦吾(しょうご)」「印金(いんきん)」の8種類が使われます。

特に、読経とともに鳴らされる木魚のポクポクという音は、お葬式をイメージさせるほど象徴的です。

そして、いくつかの鳴り物を組み合わせて「ゴーン、トントン、ジャンジャラーン」と鳴らす様子には賑やかな印象を受けることでしょう。

戒名について

戒名は、戒めを守ることを誓い授戒を授けられた者に与えられる名前で、仏門に入った証です。

浄土宗の場合は「院号+誉号+戒名+位号」となることが一般的で、戒名にはその人の生前の名前や職業、功績や人となりなどを表す文字が選ばれ、「〇〇院△誉⬜︎⬜︎大居士」などとなります。

この「誉(ほまれ)」の文字が着くことが浄土宗の特徴で、これを誉号(よごう)と言います。本来は五重相伝を受けた僧侶が称することのできる栄誉の称号で、最も優れた念仏者であるという意味を担うものです。

誉号は「授戒」「五重相伝」を受けて生前に戒名を頂くのが良いとされていますが、現在ではそれらを受けていない人にも誉号が与えられることが可能となっています。ただし、院号や誉号を授かるためには一定の条件が必要になります。

浄土宗の葬儀の流れ

では、お葬式の流れについて見ていきましょう。

まず、身近な人が逝去されたらすぐに葬儀社と菩提寺に連絡をします。菩提寺がない場合には葬儀社に浄土宗の僧侶を手配してもらいましょう。

葬儀社スタッフにご遺体を安置してもらい「枕飾り」を整えます。浄土宗では、安置されたご遺体を前に僧侶にお経を上げてもらう「枕経(まくらぎょう)」を行うことが一般的です。

そして、逝去の翌日に通夜、通夜の翌日に葬儀を執り行う流れとなり、浄土宗のお葬式は概ね一般的な葬儀の流れと同じと考えて良いでしょう。

通夜の流れ

通夜は本来、夜を徹して故人をお守りするもので、ロウソクや線香の火を絶やさないように必ず誰かがご遺体の側に付き添うことが基本です。

現在では、夜18時ごろから「通夜式」を行うことが一般的で、僧侶のお経や焼香などが1時間程度行われ、浄土宗でも概ね流れは同様です。

故人が浄土宗の檀家や宗徒でなかった場合には、通夜式の中で“剃度作法”や“戒名授与”などの仏門に入る儀式が行われます。これを「授戒(じゅかい)」と言います。

一日葬などで通夜式を省略する場合には、葬儀式の中で「授戒」の儀式を行う場合もあります。

ただし、どのような儀式をどのような流れで行うかはお寺や地域の慣習によって異なりますので、通夜式や葬儀式の内容については僧侶とよく相談することが重要です。

葬式の流れ

お葬式の流れは下の表のように、大きく分けると、“仏をお迎えする儀式”、“仏の教えによって故人を極楽浄土へ導く儀式”、そして“お招きした仏と故人を極楽浄土へと送り出す儀式”の三部構成となります。

ひとつ一つの儀式は、順序や読まれる経などがお寺や僧侶によって異なりますので、この表はあくまでも一例を抜粋したものとして参考に留めておいてください。

浄土宗の葬儀の式次第1

浄土宗の葬儀の式次第2

浄土宗の葬儀に関するマナー

お葬式はフォーマルで厳粛な場ですので、故人や遺族、参列者に対して失礼のないように、宗派ごとの決まりに沿って参列することが大切です。

浄土宗の葬儀マナーは他の仏教宗派と大きな違いはなく、一般的な葬儀マナーを守っていれば概ね大丈夫と言えます。ですが、「数珠」「焼香」「香典やお布施の書き方」については注意すべきポイントになりますのでご紹介しておきます。

二連の数珠を使う

浄土宗の数珠の特徴は、2つの輪を交差させた独特の形状です。片方の輪には主玉のみ、もう片方の輪は主玉と福玉が交合に並んでおり、それぞれの輪に一つづつ親珠があります。そして、主珠と副玉が並ぶほうの輪には銀輪が付いており、銀輪の先は2つに分かれた房が付いています。

男性用と女性用とでは玉数と大きさが異なりますが、形状は同じです。

数珠は、執り行われるお葬式の宗派に合わせるとより丁寧とされていますが、一般会葬者として参列する場合にはどのような数珠でもマナー違反にはなりませんので、お手持ちの数珠を持参して構いません。

浄土宗の檀家や信徒であるならば本式数珠を持つことが心得とされていますので、ぜひ準備しておきましょう。

焼香の回数に決まりはない

一般的に浄土宗では焼香の作法に厳密な決まりはないとされていますが、以下のような手順が基本になります。

 

1.

順番が来たら祭壇の前に進み出て、僧侶、遺族の順に一礼し、さらに焼香台の前まで進んだら遺影に向かって合掌し一礼します。

2.

①右手の親指・人差し指・中指の三本で抹香を軽くひとつまみする

②そこに左手を下から添え、額に押し頂く

③摘まんだ抹香を香炉に焚べる

④「①から③の動作」を1~3回行います。

3.

焼香が終わったら遺影に向かって合掌し一礼し、僧侶と遺族に一礼して席に戻ります。

 

ただし、お寺や地域の慣習によって作法が異なる場合がありますので、参列する際にはお寺の方や周りの人などに事前に確認しておくことをおすすめします。

香典とお布施の書き方

まず、香典の表書きですが、初七日までは「薄墨の毛筆で書くこと」が一般的なマナーで、浄土宗でも同様です。

「御仏前」か「御霊前」が良いのかは宗派によって異なり、浄土真宗では“亡くなった方は臨終とともに成仏される”と考えられているため「御仏前」とするのが正式ですが、浄土宗では「御霊前」で構いません。あるいは、供物を意味する「御香典」にしておくと無難とされています。

次に、お布施を入れる封筒や奉書紙の書き方は浄土宗でも一般的な書き方と同様で、表面の中央上部に「御布施」と書き、下部には「施主の氏名」または「〇〇家」と書きます。

お布施には薄墨ではなく濃い黒色の墨を使用してください。

ただし、これらのマナーもお寺や地域の慣習によって異なる場合があるので、事前にお寺や親族などに確認して、失礼にならないように注意してください。

浄土宗の葬儀に関するよくある質問

よくある質問に回答するイメージ

ここで、よくある質問の中でも特に多く寄せられる「服装」「お布施の相場」「浄土宗での葬儀費用」についてご紹介します。

前述したように浄土宗のお葬式は他の宗派と大きく異なることはなく、一般的な葬儀マナーに沿って準備すれば問題ありませんが、初めてお葬式を行う方や、もう一度おさらいしておきたいという方は、こちらを参考にしてください。

浄土宗の葬儀での服装は?

浄土宗のお葬式に参列する際には、一般的なお葬式と同様に「喪服」を着用します。

喪主と三親等までの遺族は第一礼装である「正喪服」で、男性は黒の紋付羽織袴または白いシャツに黒のモーニングコートとダークグレーの縞柄スラックス、そして黒いネクタイが正式です。女性は黒無地五つ紋の着物またはブラックフォーマルドレスになります。

ただし、近年では葬儀の簡略化に伴って、喪主や親族も「準喪服」である洋装のブラックフォーマルを着用することが多くなっています。

一般参列者の服装は、親族側より一段格下の「準喪服」が適切です。男性は白いシャツに黒のフォーマルスーツと黒無地のネクタイ、女性は黒のワンピースやアンサンブルといったフォーマルドレスになります。そして、靴や鞄、靴下やストッキング、ベルトなども黒で統一します。

お葬式の服装はシンプルを心がけ、色柄物やキラキラ光るものは避けてください。

お化粧は控えめで地味な印象になるよう心がけ、髪型などの身だしなみは不快感を与えないようスッキリと整えましょう。

浄土宗のお布施の相場は?

僧侶に葬儀を依頼する場合には、お寺に「お布施」を納めることが一般的な習わしです。

本来お布施は、法要や読経の対価ではなくご本尊に捧げるもので、金額に決まりはないのですが、現代のお葬式では読経料として10万~20万円程度、戒名料として30万~70万円程度が相場となっています。

お布施の目安としては年収の1~2割程度とも言われていますが、地域の慣習や菩提寺との関係によっても異なるため、よく分からない場合には葬儀社に相場を教えてもらったり、お寺に直接尋ねたりしても構いません。

また戒名料は、戒名の格式に応じて決まっている傾向があるので、自分の判断で決めず親族と相談したり、お寺にお尋ねしたりすることをおすすめします。

浄土宗の葬儀費用は?

2022年のアンケート調査による葬儀費用の平均的な金額は、参列者50人程度の「一般葬(二日葬)」約240万円、「一日葬」約135万円、参列者30人以内の「家族葬」約137万円となっています。

費用の内訳としては、棺、搬送料、火葬場利用料、斎場利用料、祭壇などの「基本料金」、僧侶や参列者に振る舞う料理や飲み物などの「飲食費」、そして参列者に渡す「返礼品」があります。

この中で、斎場利用料や祭壇、飲食費や返礼品は、会葬者の人数が少ないほど費用負担が小さくなるもので、葬儀費用は宗派の違いよりも葬儀の規模が影響すると考えてよいでしょう。

お葬式を行うに当たってはこれらのことを考慮し、予算に合わせて葬儀の規模や形式を検討することも大切なポイントです。

浄土宗の葬儀に対応してくれる葬儀社を紹介

最後に、浄土宗のお葬式に対応してくれる代表的な葬儀社8社をご紹介します。それぞれの特徴や対応状況をまとめましたので、ぜひ葬儀社選びの参考にしてください。

浄土宗は日本仏教の中で3番目に信者数の多い宗派ですので、浄土宗で執り行うお葬式の件数は比較的多いと考えられます。そのため、葬儀社も浄土宗のお葬式には慣れていると思われますが、葬儀社選びをするに当たっては最低でも3社から見積もりを取り、費用だけでなく電話対応などの善し悪しなども比較することをおすすめします。

雅葬会

引用:雅葬会の公式サイト

「雅葬会(みやびそうかい)」は、相談から葬儀の実施、アフターフォローまで自社社員が一貫してサポートを行い、きめ細やかで丁寧な対応に定評がある葬儀専門会社です。

対応エリアは神奈川県・東京23区・多摩地域に特化しており、地域の慣習や式場などにも精通しているのが特徴です。

使用する花や祭壇、食事や返礼品、遺影などの質にはこだわりが感じられ、地域の関連業者と連携することで高品質・低価格を実現しています。使用する物一つひとつの価格を明記した安心の明瞭会計も魅力です。

全宗教・宗派に対応でき、浄土宗でお葬式を執り行うことも可能で、必要な場合には地域の浄土宗のお寺を紹介してくれます。

小さなお葬式

引用:小さなお葬式の公式サイト

「小さなお葬式」は、家族葬など小規模なお葬式に特化した葬儀仲介会社です。全国対応で、希望する地域の中から提携している葬儀社を紹介する形態となっています。

お葬式の施行など現場の対応は地域の葬儀社に委託されるため、対応の善し悪しにはバラツキがあるようです。

全宗教・宗派に対応していて浄土宗での葬儀も可能ですが、僧侶を依頼するとお布施や戒名料が別途必要になります。

お寺や地域によってお布施の相場が異なりますので、葬儀費用とは別に確認したほうがよいでしょう。

東京葬儀

引用:東京葬儀の公式サイト

「東京葬儀」は、東京を中心としたエリアに対応している葬儀専門会社です。仲介ではなく自社社員がお葬式の施行を担当するため、対応にムラがないのが特徴です。

お葬式は一日一家族限定で行われるため、充実したサービスが期待できます。また、希望する演出を葬儀プランナーが個別にしてくれるので、故人らしさを演出したお葬式をしたい人におすすめです。

全宗教・全宗派に対応しているので浄土宗でのお葬式も可能となっています。

よりそうお葬式

引用:よりそうお葬式の公式サイト

「よりそうお葬式」は、小規模葬儀に特化している全国対応の葬儀仲介会社です。

仲介であるため実際にお葬式を施行する葬儀社によっては対応に多少のバラツキがあるようですが、格安である割にはサービスの質に悪い評判は少ないようです。

必要最低限で葬儀費用を抑えたい人には適しているでしょう。

全宗教・全宗派に対応していて、小規模でも浄土宗のお葬式を行うことができます。

やさしいお葬式

引用:やさしいお葬式の公式サイト

「やさしいお葬式」は、全国のお葬式に対応している葬儀仲介会社です。仲介であるため実際の対応は紹介先の葬儀社になり、葬儀社を選ぶことや変更することは基本的にできません。

不要なコストを排除した適正価格をモットーにしたセットプランが用意されていて、必要最低限の簡素なお葬式をしたい人におすすめです。

仏式の全宗派に対応可能で、希望すれば浄土宗でお葬式を行うことも可能ですが、僧侶の人数によってお布施などの宗教費用が高額になることもあるので、費用については事前に確認が必要です。

イオンのお葬式

引用:イオンのお葬式の公式サイト

「イオンのお葬式」は、流通大手イオンの子会社イオンライフが運営している葬儀仲介会社です。自らは集客と受注に特化し、注文後の対応やお葬式の施行は全国600社の特約店に委託しています。

オリジナル会葬礼状やメッセージカードの無料配送など独自のサービスも行っています。

仏式の各宗派にも対応しており、浄土宗でのお葬式を行うことも可能です。

日比谷花壇のお葬式

引用:日比谷花壇のお葬式の公式サイト

「日比谷花壇のお葬式」は、花卉小売業を手がけている日比谷花壇が葬儀事業を行っています。

花祭壇だけでも20以上のプランが用意されているため、花に思い入れがある人には最適です。ただし、取り扱っている商品やサービスが高品質なため金額は高めですので、費用を抑えたい人には向いていないでしょう。

小規模なお葬式から大規模なお別れ会までさまざまなスタイルのお葬式に幅広く対応できるので、浄土宗でのお葬式を希望することもできます。

葬儀会館ティア

引用:葬儀会館ティアの公式サイト

「葬儀会館ティア」は、愛知県名古屋市に本社を置く葬儀専門会社です。人の心に寄り添える“人財”育成を目的とした独自の教育プログラムを実施しており、サービス品質には定評があります。

愛知・岐阜・三重を中心に大阪圏や東京圏でも展開していますが、エリア内でも対応していない地域もあるので、希望する地域でお葬式が行えるかどうかは問い合わせが必要です。

各宗旨・宗派の宗教者を紹介することもでき、浄土宗でのお葬式を希望すれば対応は可能となっています。

葬儀のお悩みは「雅葬会」へご相談ください

今回は、『浄土宗』のお葬式について解説しました。浄土宗は「南無阿弥陀仏」と念仏を唱えることが大切とされ、式中には参列者も僧侶とともに念仏を唱えることが大きな特徴です。

浄土宗のお葬式では基本的なマナーを守るとともに、阿弥陀さまへの感謝と故人の極楽往生を願う気持ちを忘れないようにしましょう。

代表的な葬儀社8社でご紹介した「雅葬会」は地域密着の葬儀社です。地域の葬儀費用の相場や、浄土宗のお寺の慣習、お布施の相場なども熟知していますので、神奈川県・東京23区・多摩地域で浄土宗のお葬式を検討されている方は、ぜひご相談ください。

公式サイトもありますので、葬儀プランなどもチェックしてみてくださいね。

葬儀プラン | 神奈川県相模原市で低価格で高品質の葬儀なら【雅葬会】 (sougi-miyabi.co.jp)

 

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