葬祭ディレクターはどんな仕事?収入はどのぐらい?資格についても詳しく紹介

葬祭ディレクターは、厚生労働省が認定した資格で、葬儀を運営、進行していくなかで葬儀で必要な知識と技術を所有していることを証明するものです。

葬祭ディレクターの資格がなくても葬儀社で働くことはできますが、顧客としては、葬祭ディレクターの資格をもっている、プロフェッショナルな知識と技術をもったスタッフに葬儀を任せたいと思う方は多いはずです。

今回は、葬祭ディレクターの仕事、収入や資格の取り方など詳しく解説していきます。葬祭ディレクターの資格を取りたいと思っている人は、ぜひ、この記事を参考にしてくださいね。

葬祭ディレクターの仕事とは?

葬祭ディレクターは「全日本葬祭業協同組合会」と「全日本冠婚葬祭互助協会」2つの組織が葬祭業に携わる人の知識、技術のをより高め、葬祭のプロフェッショナルを目指すために厚生労働省が認定した作った資格です。

葬祭ディレクターの仕事は、大切な家族を亡くした遺族に寄り添いながら、遺族に合った葬儀の形の提案なども行う仕事です。

そして、迅速な対応で葬儀を進行していく責任感もあります。

そのほかにも、葬儀に関する知識、技術のほかにも非常にたくさんの仕事を担当しなければなりません。臨機応変に対応できるサービス力も必要な仕事です。

葬祭ディレクターの仕事内容は?

葬祭ディレクターの仕事内容は以下の通りです。

①ご遺体搬送

②納棺をして、お通夜、お葬式の準備

③ご遺族と葬儀の打ち合わせ

④遺影の手配

⑤葬儀会場の手配や設営

⑥僧侶、神父の手配、打ち合わせ

⑦葬祭で必要な返礼品、料理、飲み物の手配

⑧ご遺族、参列者の宿泊施設の手配

⑨霊柩車、車などの手配

⑩火葬場の手配

⑪通夜、告別式の運営と司会、進行

⑬死亡届け各種手続きの代行

⑭四十九日法要、香典返しの手配

⑮仏壇、墓に関する相談、アドバイス

現在は葬儀のスタイルも変わってきているので、「家族葬」「自由葬」「生前葬」のようないろいろな葬儀の形を提案していくのも葬祭ディレクターの仕事です。

葬祭ディレクターの資格の取り方

葬祭ディレクターは国家資格ではありません。葬祭ディレクターの資格がなくても葬祭業に携わることができますが、より知識や実技能力を高めたいのであれば葬祭ディレクターの資格を取得をおすすめします。

葬祭ディレクターには1級と2級があります。ここでは葬祭ディレクターの1級と2級についてお話していきます。

1級

葬祭ディレクターになるには「葬祭ディレクター技能検査」を受検して合格しなくてはいけません。1級は個人葬から社葬まで、すべての葬儀を執り行える詳細な知識と技能を習得していることを証明できます。

また1級の受験資格は葬祭実務経験が5年以上、また2級を合格してから2年以上の葬祭実務経験が必要になります。

2級

2級は個人葬を執り行える知識と技能を習得していることを証明できます。2級の受験資格は、葬祭実務経験を2年以上必要です。

また、在学中でアルバイトなどで葬儀会社にいた期間は、葬祭実務経験年数には入りませんが、協会が認定している全国の葬祭教育機関(葬祭ディレクター科などがある専門学校)が、定められているカリキュラムを修了した場合(見込みも含む)2級を受験する際には、その期間も葬祭実務経験に入れることができます。

学科試験と実技試験に分けられる 

葬祭ディレクターの試験には1級も2級も、学科試験と実技試験があります。1級と2級では学科の問題数と実技の作業試験の時間が少し異なります。ここでは葬祭ディレクターの1級と2級の学科試験と実技試験を紹介します。

学科試験 

1級の学科試験は正誤判定 50問、多肢選択問題50問  計100問 50分

葬儀に関わる基礎知識、社会的環境、ご遺族の心理、公衆衛生、行政手続きや法律、宗教関連などの知識の内容が出題されます。

2級の学科試験は正誤判定 25問 多肢選択問題25問 計50問 30分

葬儀に関わる基礎知識、社会的環境、ご遺族の心理、公衆衛生、行政手続きや法律、宗教関連などの知識の内容が出題されます。

実技試験

1級の実技試験は

①作業試験 幕張 制限時間7分間

②作業試験 接遇 制限時間2分間

③作業時間 司会 制限時間6分間

実技筆記試験 60問 30分間

 

2級の実技審査は

①作業試験 幕張 制限時間7分間

作業試験 接遇 制限時間2分間

作業試験 司会 制限時間4分間

実技筆記試験 60問 30分間

実技試験は作業試験、筆記試験があります。実技作業試験は「幕張」「接遇」「司会」の3種類あり、「幕張」は幕張装飾を時間内に正確に終わらすことができるかの試験です。「接遇」はお客さまの意見を聞いて、葬式の運営から進行などすべてを調整する実技となります。「司会」は司会を実演してもらい葬儀マナーにそった言い回しや言葉遣いができるか

などチェックされます。

葬祭ディレクターの資格を取るのに必要な費用はどのぐらい?

葬祭ディレクター資格試験を受験するには1級で55,400円で2級で39,700円かかります。

しかし、学科試験か、実技試験どちらかにすでに合格している場合は、不合格になった試験の受験料だけを支払い再度受験することもできます。

その場合は

1級学科試験のみ受験の場合 8,300円

1級実技試験のみ受験の場合 47,100円

2級学科試験のみ受験の場合 8,300円

2級実技試験のみ受験の場合 31,400円

のようになります。

葬祭ディレクターの給与、年収はいくら?

葬祭ディレクターの給与は働いている葬儀社によっても違います。葬儀社全体の平均月収は

16万円~35,6万ぐらいで、給与はスキルや経験によっても大きく変わってきます。

ベテランで、かなり実力のある葬祭ディレクターの場合は、月給が40万円以上の場合もあります。

葬祭ディレクターの資格をもっていると、資格手当てが付き、1級取得者は10,000円~30,000円、2級取得者は5,000円~10,000円ぐらい支給されることが多いようです。

手当ては働いている葬儀会社によっても異なりますが、葬儀業界でキャリアを積むのなら葬祭ディレクターの資格を取得したほうが良いでしょう。

また合格者は、顧客からも、高い信頼を得ている「葬祭ディレクター」のIDカードを胸に付けて仕事をすることができます。

葬祭ディレクター試験の合格率

近年の合格率は

1級 50~60%

2級 70%ぐらいで葬祭実務経験者の受験が多いため合格率は高めとなっています。

葬祭ディレクター試験の基準は1級も2級も学科試験は70%以上の得点を取れば合格。

実技試験は「幕張」「接遇」「司会」「実技筆記」の点数を合計して70%以上の得点を取れば合格。ただし、幕張、接遇、司会、実技筆記のいずれもが30%以上の得点でなければなりません。

免除科目について

「学科試験」「実技試験」のいずれかの1つが合格点に達した受験者は、「一部合格者」

として扱われます。3年以内に同じ等級を再受験する場合には、合格している科目の受験が免除になります。また、この場合、再受験するときは、実務経験年数を証明する証明書の提出も必要ありません。

また先にも述べていますが、協会が認定した葬祭教育機関の所定カリキュラムを修了した(見込み含む)場合2 級受験時には、その期間を葬祭実務経験年数としてプラスすることができます。

まとめ 

葬祭ディレクターの資格がなくても葬祭業に携われることができます。

葬祭ディレクターは1級と2級があり、1級は個人葬~社葬まですべての葬儀を執り行うことができます。2級は個人葬のみ執り行えます。

葬祭ディレクターの資格を取得するには1級で葬祭実務経験5年以上、2級で葬祭実務経験2年以上が必要となります。

雅葬会では葬祭ディレクター資格を取得した専任スタッフがしっかりとサポートさせて頂いています。

葬儀に関するわからないことは、なんでも雅葬会ご相談ください。

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
     

コメントをどうぞ

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です