なぜ?葬式饅頭を配るのか?葬式饅頭の相場、購入方法や注意点を紹介

葬式 饅頭

葬式饅頭は昔から、葬儀や葬式の返礼品として配られていましたが、最近は「お茶」「海苔」などを配ることが多くなっています。

葬式饅頭は地域によっても違いがあるようです。そこで今回は 葬式饅頭の由来、相場、葬式饅頭を配るときの注意点を解説します。

葬式饅頭とは

葬式では地域によってさまざまな返礼品が用意されるのですが、その中でも代表的なものとして知られているのが葬式饅頭です。

名前の通り、葬式または通夜などに弔問客に振る舞われるもので、一般的には丸い形をした白と黄色の小さめの饅頭となっています。

「志」と書かれた熨斗紙を巻いた箱の中に入れて配るようになっており、葬式当日の初七日の際に配られることが多いとされています。

ただ、地域や風習によって色や形が異なっているので、必ずしも丸い形であったり白や黄色ばかりではありません。

たとえば、東北や関東の場合は楕円形の形をした「春日饅頭」関西の場合は「黄色饅頭」として配られることが多いです。そして最も地域の色が見えるのが北海道の葬式饅頭で、他の地域と違って中華饅頭が配られる傾向があります。

また葬式のスタイルや流れが徐々に変化してきている昨今では、葬式饅頭を配ることが少なくなってきており、葬式饅頭そのものを知らないという方も増えてきているようです。

なぜ、葬式に饅頭を配るのか?

「なぜ、葬式に葬式饅頭を配るのか?なぜ、饅頭なのか?」という点ですが、
ここでは、葬式饅頭を配る由来となぜ、葬式饅頭なのか?を解説してきます。

葬式饅頭を配るのはお布施する行為と同じ

まず葬式饅頭の由来としていわれているのは、仏教の教えの一つに故人の財産の一部を饅頭にして弔問客におすそ分けしているというものです。

日本に広く広まっている宗教である仏教では、本来物欲を手放してあの世に行かなければいけないとされています。

生きている間に手放せなかった物欲のために死後に残った財産を、少しでも世間へ帰そうという気持ちが込められており、財産をおすそ分けし、この世の罪状を軽くすると、成仏しやすくなるという意味も含められていたようです。

これを「お布施する」といい、葬式饅頭を配るという行為は、この布施という行為の一つです。

饅頭をお布施にして配ると故人の罪を軽くできる

饅頭なのか?という点ですが、これは昔の日本にとって砂糖などの甘いものが貴重品であったことが理由に挙げられています。

このため、甘いものの代表格であった饅頭をお布施にして配ることは故人の罪を一気に軽くできる行為として認識されていました。

このことから、弔問客にとっても非常に嬉しい行為として受け入れられたのだと考えられます。故人が残してしまった財産という仏教的には罪に当たるものを、甘いもの(貴重品)で世間におすそ分けしていた風習が、現代にも残っているというわけです。

ちなみに饅頭は葬式だけではなく結婚式や成人式など、おめでたいことや人生の節目となるイベントでも配られることが多いので、日本独自の贈り物だとする意見もあります。

葬式饅頭の相場

葬式饅頭を用意することになった場合、どの程度の価格のものを用意すればいいのかわからないという人が少なくありません。

基本的に葬式饅頭は自分たちで用意しなければいけないので、ある程度の価格相場を踏まえて購入しておく必要があります。

一般的には、葬式饅頭の価格相場は5,000円から15,000円程度が妥当だと判断されています。販売されているものの多くは、同様の価格になっている傾向があります。

この価格相場は目安であり、葬式の規模や故人と家族との関係、予定されている弔問客の人数によって若干、変わってくるようです。

特に家族葬が増えている昨今では、そこまで高額な葬式饅頭を大量に用意する必要もないので、手軽な価格で済ませるケースもあります。

しかし、あまりに安価な饅頭を提供するのも弔問客に失礼ですし、高額なものになってくると相手が気後れしてしまうだけではなく、場合によってはマナー違反となってしまう可能性もあります。

そのため、ある程度価格相場を踏まえた葬式饅頭を用意しておくことが無難です。
相手によっては饅頭以外での対応も検討することも必要です。

葬式饅頭はどこで購入するのか

価格相場も踏まえ、葬式饅頭を用意しようと思った方の中には、どこで葬式饅頭を売っているのかわからないと疑問を持つケースもあります。
葬式饅頭の購入先としてまずおすすめなのは、和菓子屋です。

和菓子屋では、葬式饅頭も取扱っています。購入するときに葬儀用だと伝えれば専用の熨斗紙で包んでくれます。近くに和菓子屋があれば一度相談してみても良いでしょう。

葬式饅頭として商品を販売していなくても、相応のものを用意してもらえるか確認してみてください。

最寄りに和菓子屋がない場合は、百貨店の中に和菓子屋があるところが多いので、そちらを利用するのも良いでしょう。

また、弔問客の自宅に郵送したい場合は、通販で購入するという方法もあります。こちらの場合はそれぞれの弔問客の好みなどに合わせた商品を購入・配送してもらうことができますし、弔問客にとっても持ち帰る手間がないというメリットがあります。

葬式饅頭に関する注意点

葬式饅頭を用意する場合や、いただいた場合にまず注意しなければいけないのが、賞味期限です。

饅頭そのものが賞味期限が短いものが多い傾向があり、葬式饅頭も例外ではありません。
そのため、あまり早くに準備をしてしまうと、渡す際に賞味期限まで日数がないケースも考えられます。

いただいた場合は、早めに食べておく必要があります。その点を踏まえて、葬式饅頭を準備する場合は、できる限り日持ちがする商品を選ぶか、弔問客に渡すときにその旨を伝えておくことが大切です。

いただいた場合、すぐに食べられない場合は、冷凍しておくとある程度日持ちします。

万が一、硬くなってしまった場合は、炊飯器やレンジを使って蒸しなおしたり、トースターやフライパンで焼く・揚げるなどのアレンジをすることで美味しく食べることが可能です。
また、葬式饅頭は前述したように、地域によって形や色が異なります。

このため、自分の育った地域と違うところで葬儀をあげることになった場合、葬式饅頭はどのようなものを選べばいいのか、事前にその地域の人たちに確認しておくことが望ましいでしょう。

場合によっては、葬式饅頭ではなく別のものを用意する場合も考えられるので、その点は葬儀社にもあらかじめ確認しておくとスムーズに対応できます。

まとめ

葬式饅頭は昔から、葬儀や葬式の返礼品として配られていました。昨今の葬式饅頭は5,000円~15,000円が相場になっています。葬式饅頭は和菓子屋でも取り扱っていますが、一度その旨をお話し相談してみると良いでしょう。

大和市でのご葬儀ならぜひ一度、雅葬会にご相談ください。何か葬儀に関する疑問点がある場合は、専門の葬祭ディレクターが、しっかりとサポートさせていただきます。

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