葬式に数珠を持参するときの数珠の選び方・持ち方などを解説

お葬式に参列するとき数珠を持参しますが、どんな数珠を選んだら良いのかわからない人もいると思います。
そこで今回は、葬儀に数珠が必要な理由や、自分に合った数珠の選び方、数珠の正しい持ち方、数珠を葬儀に持参するときの注意点などを解説していきます。ぜひ参考にしてください。
数珠とは、ひもに数十個の珠を通し、輪の形にした仏教用具になります。
数珠が使用され始めた経緯として、仏教の僧侶が108回の念仏を唱えるときに、今まで何回唱えたかを指で触れて記憶しておくために用いられたことが起源となります。
数珠が作られた歴史はとても古く、その起源としては三千年以上前ともいわれています。ここではなぜ、葬儀に数珠を持参するのかその理由を紹介していきます。
初期の数珠は、除夜の鐘の数でもおなじみの「人間の煩悩の数」と同じ108個の珠が連ねられたものが用いられていました。
中国から日本への仏教が伝わると共に、仏教に基づく葬儀における数珠の文化も、日本に伝わりました。しかし、初期の頃の数珠というのは、特別な地位にある限られた人のみが用いる特別な仏具でした。
現在では、数珠はこのような非常に貴重な仏教用具というわけではなく、日本国民の誰もが知るところの「葬儀の必需品」となっていま
す。
玉の数が108個といった長いもののみではなく、半分の54個、さらにその半分の27個の簡易的な数珠も多く販売され、広く用いられています。こういった簡易的な略式数珠は、大多数の方が一人一人ご自身のものを購入されてご葬儀に持参されています。
また、このような経緯により、葬儀において数珠が用いられているため、基本的に数珠は仏教以外の宗教の葬儀において用いられることはありません。
キリスト教、イスラム教、ユダヤ教といった一神教や、神式のご葬儀においては数珠の持参は不要です。
数珠を選ぶときはご自身に合ったものを選ぶものですが、どんなものが合っているのかわからない方もいますよね。ここではご自身に合った数珠の選び方を紹介します。
数珠を選ばれるにあたって、金額の違いについて深く考えすぎる必要はありません。葬儀にあたっては、御仏・故人を尊ぶ心を持ってご自身が納得できる数珠を選ばれることが何よりも重要です。
また、数珠を購入する季節・時期に特別な決まりはないので、必要な場合にはいつ購入していただいても構いません。
ご自身で仏具店を訪れ、実際にお手に取って選ぶことが可能な状況であれば、実物を手に取り、ご自身の手の大きさ・形に合ったものを選ばれると良いでしょう。
「数珠が人を選ぶ」ともいわれますが、ご自身にあった数珠は手に通したときにどことなく心が静かになり、リラックスして落ち着いた気持ちになることができます。
ご自分やご家族が仏教の特定の宗派の信徒という場合は、宗派の仏具店において正式な数珠を選ぶと、その数珠を長く使うことができます。
しかし、昨今は特定の宗派に属している方であっても、略式数珠を選ばれることが多くなってきています。
これは、略式数珠であれば、素材・材質や色などをご自身の好みに合わせて選択していただくことが可能であるからです。
特に近年では、女性向けの数珠として、パワーストーンのついたブレスレットアクセサリーのようなおしゃれな数珠も多数販売されています。
淡いピンクや、紫を好まれるお客様が多くなっていますが、葬儀の落ち着いた雰囲気には適切な色を選ぶことが大切です。
「お守り」としての意味も込めて、長きにわたり使用できる葬儀にふさわしい色の数珠を選ぶようにしましょう。
急に葬儀に出席する必要があり、他の人から借用した数珠を葬儀に持参しても良いか?疑問に思われる方も多いと思います。
これについては、仏教の専門家であっても意見がわかれるところであり、
「数珠とは身に着けた人の思いが入るものであるから、貸し出しを行うのはあまり好ましくない」という専門家もいれば、
「数珠を人から借りたところで特に問題はないだろう」と結論付ける専門家もいます。
一番理想的なのは、ご自身で納得してご購入された数珠を葬儀に持参することです。
もしも数珠の購入が葬儀までに間に合わない、あるいは葬儀に数珠の持参を忘れてしまった場合には、その場にいる葬儀を執り行う式場のスタッフにご相談ください。
通常であれば、その場で使用できる数珠を一時的に貸してくれたり、安価で販売してくれたりすることが多くなっています。
数珠は、葬儀の場においては非常に重要な仏具ですが、ご自身で数珠を用意できなかったからといって仏様が成仏できなくなるといったこともありません。
気になる場合は、数珠なしで手を合わせてください。
葬儀にあたるうえで一番大切なものは御仏を尊ぶ気持ちであることを忘れないようにしましょう。
数珠を選ぶときに注意したいのは数珠の種類は男女で違うことです。
数珠の形には性別により違いがあるため、男性用と女性用は珠の大きさや全体の大きさ、仕立や房の色等が違います。
略式の場合、男性は珠の直径が10ミリ以上、女性は基本的に8ミリ以下で作られています。正式念珠も男性用と女性用に区別されています。数珠を購入する際には性別の区分に注意するようにしてください。
男性が女性用の数珠を葬儀に持参するということは基本的には避けた方が良いでしょう。
性別が違うと数珠の共有もできません。
数珠の持ち方については、男性と女性で基本的には違いがありません。ほとんどの宗派において、基本的な数珠の持ち方は同じです。
手首の長さに合わせた短い数珠と、手首の長さよりも一回り長い数珠が販売されています。長い数珠は二重に巻くことで、左手に数珠を通してから手を合わせる、あるいは手を合わせてから両手に数珠をかけます。
短い数珠であれば、左手に数珠を通してから手を合わせる、あるいは手を合わせてから両手に数珠をかけます。
焼香の際などにおいて、片手で数珠を持つ必要がある場合には、左手で持つことが一般的とされていますが、左手首に数珠をかけても問題はありません。
葬儀に数珠を持参する際には、ほとんどの僧侶が、数珠を持参する際には数珠をおさめておく「数珠袋」を一緒に持参する必要と考えているようです。
数珠袋は必需品というわけではありませんが、元来、数珠は丁寧に扱うべきものとされており、予算に余裕があれば数珠と一緒に数珠袋も購入し、葬儀に持参されるのが良いでしょう。
数珠袋は数珠のように高価なものではなく、数百円程度で数珠とセット販売されていることが多くなっています。
お葬式に持参する数珠は仏教の宗派によって数珠の種類が違います、また男女によっても珠の大きさや全体の大きさ、仕立や房の色等が違います。
数珠を選ぶときは、葬儀にふさわしい数珠を選ぶようにしましょう。数珠を持ち歩く際はなるべく数珠袋も購入し大切に扱うようにしてください。
大和市でのご葬儀ならぜひ一度雅葬会にご相談ください。何か葬儀に関する疑問点がある場合は、専門の葬祭ディレクターが、しっかりとサポートさせていただきます。S